下肢静脈瘤の超音波エコー検査

   

痛みの全くない簡単なエコー検査

下肢静脈瘤の診断は超音波検査(エコー検査)で行います。

超音波検査はお腹の検査や婦人科のエコー検査と同じで、ゼリーをつけて体の表面から静脈の状態を調べます。

お腹のエコー検査と違うのは、寝た状態ではなく座った状態もしくは立ったまま行うところです。

痛みはもちろんありませんので繰り返し行うことができ、血液の流れが色付きで見えるので静脈弁の異常があるかどうかが正確にわかります。

経験豊富な女性技師が行います

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静脈瘤は、表在静脈の弁機能不全による逆流が原因で起きます(静脈瘤が起こる原因について詳細はこちら)。

主な逆流源は、足の付け根から分岐して大腿内側〜内踝を走行する大伏在静脈と膝裏から分岐してふくらはぎ背側正中〜踵を走行する小伏在静脈です。時々、大腿前面正中を走行する副伏在静脈の逆流が原因の場合もあります。

片側3本、両側で計6本の静脈の逆流の有無の評価と深部静脈の開存を確認するのが超音波検査の目的です。足付け根から踵付近までをクマなく検査し、静脈瘤の原因である逆流している血管を見つけます。

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逆流している血管は、超音波で赤く表示されます

当院では、検査中のプライバシーや羞恥心に最大限配慮しております。
また、超音波検査は、長年東京の有名病院の臨床検査部で活躍してきた、経験豊富な女性技師が行いますのでご安心ください。

現在は造影剤を使った検査は行いません

昔、下肢静脈瘤の検査をされたことがある方は、針を刺して造影剤を注入した覚えがあるかもしれません。

下肢静脈瘤は以前は静脈造影検査(ベノグラフィー)という検査で診断されていました。静脈造影検査は足の静脈に造影剤を注射して、レントゲンで撮影する方法です。

造影剤は腎臓に負担がかかり、放射線による被爆もあるため繰り返し行うことができません。

今は無侵襲で痛みのないエコー検査で行いますのでご安心ください。

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