静脈瘤の治療

以前お話ししましたが、静脈瘤の原因は静脈の逆流でしたね。静脈内の血液が逆流すると、重力で血液が足の下の方にたまり易くなります。

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血液がたまると、静脈内の圧力が高まり、長い時間をかけて風船が膨らむように静脈の壁が膨らんでしまいます。これが下肢静脈瘤です。
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血液がたまり、拡張した血管=静脈瘤

静脈瘤は血管がボコボコするだけではなく、足がむくむ、足が重い、足がだるい、足がつる(こむら返り)などの症状が問題となります。治療すれば、これらの症状は消失します。また、瘤化した血管に炎症が起き、かゆみ、痛み、色素沈着などの原因となります。治療すれば炎症は治りますが、色素沈着(=炎症の跡)は一生そのままです。重症化すると、足に潰瘍ができてなかなか治らなくなります。静脈瘤は自然治癒することは期待できないばかりか、進行してしまう病気ですので、早めの受診をお勧めいたします。

静脈瘤の治療は、静脈の逆流を止める治療です。逆流を止めなければ、静脈瘤は治りません。ストッキングを履いても、薬を飲んでも、マッサージに行っても、治ることはないのです。現在、医学界で静脈の逆流を止める方法として効果が認められている治療は、ストリッピング術(逆流している血管を引っこ抜く)と、血管内焼灼術(逆流している血管を焼く)のみです。当院は、より患者さんの負担が少なく、日帰り治療が可能な血管内焼灼術を主に行っている東北初の静脈瘤治療専門のクリニックです。

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逆流している血管に細いカテーテルを挿入して焼きます

管内焼灼術は、細いカテーテルを血管内に挿入して焼くだけですので、片側7-8分で終わる簡単な手術です。両側でも15分ほどで終わってしまいます。大きな病院では、未だにストリッピング治療をメインで行っていますし、静脈瘤の手術は週1回くらいしか行っておりませんので、なかなか治療をしてもらえなかったり、半年から1年待ちの施設も多いと思います。当院は1日にたくさんの手術が行えますので、初診の数日後には治療可能となります。できるだけ早く治療したいという方にも対応できる点が、専門クリニックの強みでもあります。