『下肢静脈瘤は自分で治せる』のか!?

   

下肢静脈瘤の原因は、静脈弁の機能不全による逆流が原因でしたね。弁が壊れてしまっているので、自然に治ることもなければ、自分で治すこともできません。

よく、マッサージをしたら治るか、薬を飲んだら治るか、ストッキングを履いたら治るか、運動で筋力をつけたら治るかなどなど、質問を受けますが、それらをして症状が改善することはあっても、治ることは絶対にあり得ませんし、進行も止まりません。なぜなら、弁が壊れてしまって逆流していることが原因だからですね。

理論的には、逆流を止めるしか静脈瘤を治す方法はありません。現在、日本で行われていて、効果があると認められている標準的な治療は、①逆流している血管を焼く(血管内焼灼術)、②逆流している血管を引っこ抜く(ストリッピング治療)だけです。これを自分でできる人は、いないと思いますので、「下肢静脈瘤は自分で治せる」ということはないわけです。

下肢静脈瘤でお悩みの方がいらっしゃいましたら、自分で治そうとしたり、一生懸命マッサージに通っても治りませんので、まずは血管外科を受診してください。

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